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自作で作る会社案内パンフレットの落とし穴

パンフレットのデザイン作業

予算を考え、会社案内やパンフレットを自前で手作りで作る企業も見受けられます。

ページ数やボリュームにももちろんよりますが、弊社のようなデザイン制作会社に制作を依頼すると、最低でもやはり10万円前後~くらいは費用が掛かってしまいます。

特に潤沢な予算が取れない中小企業やスタートアップ企業にとっては非常に大きな出費ですよね。

でもそんな自作で作る会社案内やパンフレットって実は非常に非効率で、実際はその予算以上の出費になっている可能性もあります。

会社案内やパンフレットを作るのに必要な3つの能力

パンフレットのデザイン作業

ただなんとなくそれっぽいものを作るのではなく、販促や求人などに必要なしっかりと反響の上がる会社案内やパンフレットを作るには、大きく分けて3つの能力が必要です。

デザイン力

まずはビジュアルを作る「デザイン力」。

見やすいレイアウトの組み方や、自社のブランドイメージ等を踏襲し、イメージ通りのビジュアルを作成するセンスなども重要になっていきます。

もちろん全てはセンスと一言で言ってしまえば簡単ですが、そのセンスも実際は経験の中で磨かれていくものですし、それにそのセンスもあくまで主観のものです。

自分(自社)の中でよいデザインを作ったと思っていても、他者評価は実際のところ分かりませんし、自前で作る場合はやはり客観性に乏しい結果になってしまいます。

技術力

そしてそれらのイメージを実際に具現化する「技術力」も必要です。

イラレなどのアプリケーションを使えることは最前提ですが、頭の中で思い描いた抽象的なものをビジュアルとして実際に形にしていく作業は、なかなか簡単なものではありません。
技術力が乏しければ、やはり作業にも無駄に時間が取られてしまい非常に非効率になってしまいます。

情報(ノウハウ)

そしてもう一つ重要なのが「情報(ノウハウ)」です。

紙面に必要なコンテンツや、読みやすい導線の作り方、一般的な会社案内やパンフレットにはどういった考えがあって、どのような事を入れているのかなど、やはり素人ではなかなかイメージし辛い部分かもしれません。

実際は「ただ素敵なデザイン」なだけではなく、マーケティングの知識や、デザインに関するマナーやノウハウも重要です。

プロのデザイナーが作ったものでも、同業から見て「ただキレイにデザインしただけ」というようなものをよく見るので、そういったダメな例のパンフレットと気が付かずにお手本にして自作で作ってしまった場合はさらによくありませんね。

デザイナー目線の所謂「職人のこだわり」などではなく、あくまでマーケティング目線でパンフレットを手にする顧客目線での重要なポイントは押さえておかなければなりません。

経験がない人が自作で作るというのはどういう事か?

ベテランと新人

普段はデザイン業務に従事をしていない、デザインのプロとしての経験のない人が会社案内やパンフレットを自作で作るというのはどういう事か。

例え話を例にご説明いたします。
軽く想像してみてください。

仮に予算があったとして、デザイン制作会社に会社案内パンフレットの作成を依頼したとします。


その際に出てきたデザイン制作会社の担当デザイナーが2人いたとして

  • キャリア10年のベテランデザイナー
  • 新卒の今回初めて担当する新人デザイナー

あなたならどちらに任せたいですか?


答えは考えるまでもなく、前者のベテランデザイナーだと思います。

長いキャリアで様々な経験を積み、これまで培ったスキルはもちろん、思いもしなかった斬新なアイデアなども提供してくれて、さらに色々と相談にも乗ってくれそうで、自社のマーケティングツールの作成を任せるには非常に頼もしいですね。

逆に後者の新人デザイナーはどうでしょうか。

一応、新卒の新人とはいえデザインくらいは出来るのでしょうが、社会経験やビジネスの経験も浅く、本当に売り上げに繋がるようなよいものができるイメージが湧きません。
自社のマーケティングに直結するような会社案内パンフレットを任せるにはだいぶ不安です。


ちなみに自前で作る会社案内の担当者ってベテランのデザイナーですか?

きっと自身の業務の片手間に作業を行う、本来はデザイン業務以外を担当しているデザインに関しては素人の方ではないでしょうか?

自作で会社案内パンフレットを作るというのはこういう事で、会社の顔となる大事な販促ツールを素人のデザイナーが作成するのとなんら変わりません。

自作で作る会社案内パンフレットの3つのデメリット

コストの計算

会社案内パンフレットを自前で作ると以下のような問題が生じやすいです。

デザイン力や構成力の乏しさ

プロのデザイナーと比べればやはり素人の作ったデザインでは見劣りしてしまいます。

同じ業界で競合他社と比べられた際にも、その見劣りしたデザインのパンフレットでライバル企業と勝負しなければなりません。

自作で作られた会社案内を見ると、やはりプロはなかなかやらないようなレイアウトや色使いが行われている事も多く、それが逆に良い方に転べばいいですが、なかなかそんなに簡単なものでもありません。

客観性の乏しさ

これは非常に重要で、外部に向けて作っているはずの会社案内パンフレットが、外からの意見を全く得られないという事です。

自社内で主観だけで作っている以上、自社が外からどのように見えているか、見られているかという視点が一切ありません。

客観視できない以上、自社の新たな魅力に気が付く事もできませんし、現状で自分たちが思っている以上の魅力は絶対に引き出せません。

時間コストの浪費

会社案内パンフレットを自前で作る一番の理由は、間違いなくコストの問題ですね。

先にも述べたように、潤沢な予算が取れない中小企業やスタートアップ企業にとっては非常に大きな出費です。

ではここでいう「コスト」とは果たして「料金」だけのお話でしょうか?

ビジネスの世界で言われる「コスト」とは何もお金だけではありません。

「時間」も「時間コスト」と言われるように企業にとっては重要な資源です。

ビジネスの基本ですが、外部のプロにアウトソーシングする事によって得られる「時短」と「手間」と「技術」に対し、費用が発生しています。

例えば素人が1週間掛かる作業をプロに任せれば1日で終わると仮定した場合、その余った6日分の時間コストが浮く上に、6日分の人件費も浮きます。その6日に別の業務に従事することが出来ます。
さらにそこにプロのノウハウや技術力も付いてくるのです。

これはビジネスに対するサービスの基本中の基本ですね。

費用を掛けたくないから会社案内パンフレットを自前で作るというのは、時間コストの面でも非常に悪く、間接的に大きな損失へと繋がっています。

それにやはり慣れないデザイン作業は非常に非効率で、時間も無駄に浪費していきます。

餅は餅屋でプロに委ねる

信頼して任せる

コスト削減のために自前で作ろうとした挙句、外注以上のコストが掛かる上に、完成されたものも所詮は素人が作成したマーケティングツールです。
直接的なお金というコストだけではなく、時間コストという面を考えてみてもよいかと思います。

その道のプロがいて、さらにその事業が成り立っている以上、市場にそれだけの需要があってそのサービスを受けるほうが「得」だと思っている企業が多いということです。

会社案内パンフレットはいかに安く作るかではなく、いかに反響を得られるものが作れるかという事ですね。

もちろん無駄に費用を掛ける必要はありませんが、費用対効果の高さを考慮していかなければなりませんね。

自作の会社案内を手渡した顧客がそれを見て「素人っぽいデザインでチープな印象なので信用に値しませんね」なんてことをハッキリとは言ってはくれません。

顧客心理としては「自社のマーケティングに最低限の予算すら掛けない会社なんだな」という印象が残るだけです。

餅は餅屋とベタな表現ですが、自作で作る前にまずは専門のデザイン制作会社へご相談されることをオススメします。

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