会社案内などの販売促進としての販促ツールは顧客やターゲットから反響が上がらなければ意味がありません。
それでは相互にコミュニケーションが活性化していく「反響が上がるマーケティングツール」を作るために、会社案内はどのように作っていけばいいのでしょうか。
顧客より反響が上がるのに必要な重要な要素は3つ
上記3つの要素をがしっかりと明記されていることが大前提です。
それでは一つずつ解説していきましょう。
まず1つ目の「コンテンツ」。
コンテンツとはいうまでもありません会社案内の中身の「情報」となる部分です。
会社案内であれば、企業理念や沿革、サービス概要など。
パンフレットやチラシなどであれば、サービス内容や料金、その他もろもろ、顧客へと伝える「情報」の部分を指します。
ひとつ注意しておきたいのが、情報が多ければいいというものではないということ。
あくまで顧客目線で読み手のことを考え、顧客がどのような情報や価値(バリュー)を求めているのか。
それが非常に重要です。
要するに、御社との取引や、御社のサービスを受ける事により、顧客がどのような価値を得られるかが重要なポイントになります。
そしてその読み手が求めている情報や価値に対して
この3点に尽きます。
そのため、内容をしっかり吟味し、分かりやすく提示する情報の整理・精査が必要です。
そしてコンテンツに続く2つ目、USP(Unique Selling Proposition)です。
USPとはUnique Selling Propositionの略で日本語にすると「独自の売りの提案」。
すなわち競合他社との差別化の部分です。
出典:「USP(Unique Selling Proposition)とは」
http://www.biztool.jp/contents/usp.html
(ツクリビト株式会社)
その企業やサービスが、競合他社より優れている点や、独自性や差別化のポイントとなる部分です。
ちなみにこのUSPは、会社のブランディングに直結する重要な要素です。
例えば、弊社のUSPは「会社案内・パンフレット制作の専門」です。
実はこの専門というところがポイントです。
日本に広告制作会社は山のようにあるかと思いますが、会社案内制作やパンフレット作成に特化している企業はほとんどありません。
弊社でも実際はチラシもWEBサイトの制作もポスターのデザインすらも何でもできます。
ですがあえて「会社案内パンフレットの制作」に特化しています。
顧客心理として「何でも屋より、専門性の高いところに依頼したい」ということです。
そしてキャッチコピーで
「機能性が高く、目的に合った販促ツールを、最高のコストパフォーマンスで」
と掲げています。
これは単なる「かっこいい・悪い」のデザイン性やビジュアル面のみの追求ではなく、しっかりとターゲットから反応や反響が上がるマーケティングツールの作成を、コストに合わせてお作りしますということを表現しています。
これにより一般的なデザイン主体の広告制作会社や、デザインも行う印刷業者との差別化を図っています。
これが弊社のUSPです。
お分かりいただけたでしょうか?
USPとは一言で表すとお客様との約束です。
お客様が得られる価値(バリュー)を表現することがUSPと言っても過言ではありません。
これから制作される会社案内やパンフレットにしっかりと御社のUSPを表現することにより、競合他社に対して優位性や独自性が生まれ、お客様よりオンリーワンの信頼が得られます。
そして最後の3つ目の要素「クリエイティブ」です。
クリエイティブとは簡単に言ってしまうと表現方法やデザインなどのビジュアルにあたる部分です。
先にも述べた「コンテンツ」と「USP」を、デザイン上でいかに表現するかがポイントになります。
読み手となる顧客目線でのクリエイティブ表現が重要となります。
例えばお年寄りがターゲットであれば、文字サイズを大きめにデザインしたり、分かり辛いコンテンツであれば図を挿入したりと、読みやすい創意工夫が必要です。
あくまで「美しいデザイン」がゴールではなく、
読みやすく、理解できるツール = 反応・反響が上がる販促ツール
ということです。
その上で美しいデザインであれば何も問題ないわけです。
あくまで広告制作におけるクリエイティブとは
販売促進を目的としたマーケティングツールは、表現の違いで反響率が劇的に変わることでしょう。
この3要素が連動し、初めて顧客より「共感」が得られます。
以上の3つの要素を、会社案内制作やパンフレット作成の際にぜひ意識してみて下さい。
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