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パンフレット制作の重要なポイント

パンフレットを紹介

「パンフレット」と一言でいっても様々な用途のものがあります。

例えば、

  • 営業用パンフレット
  • 事業紹介パンフレット
  • 商品紹介パンフレット
  • 商品カタログ用パンフレット
  • 施設案内パンフレット etc.

本当に多種多様で、数え上げたらキリがないですね。

パンフレットといっても非常に広義なので、一概に一言で表すのは難しいです。

その広義な意味でいえば「会社案内」もパンフレットとカテゴライズされるでしょう。

「パンフレット」を辞書で調べると「宣伝、啓蒙のための小冊子のこと」だそうです。

パンフレットを作るにあたり、どんな準備をしたらよいか

パンフレットの内容

さて、商品の宣伝やサービスの啓蒙を図るため、いざパンフレットを作ろうと思っても何から始めればよいか分からない方も多い事でしょう。

  • 紙面への記載内容の検討?
  • デザインの方向性?
  • 画像コンテンツの収集?

結果としてはどれも必要ですが、最初にとっていただきたい行動としては異なります。

パンフレットの作成を検討した段階で、まずは「ゴール設定」を明確にしてください。

そのマーケティングにおけるゴールも見えていないのに闇雲に作ってしまっては、反響も得られず予算のムダ使いになってしまいます。


パンフレットを使って受注をする!


これも一つのゴールとして間違ってはいませんが、これではゴール設定が漠然としていて非常に曖昧です。

仮にそのパンフレット1冊の情報のみで受注まで促すのであれば、受け手(顧客)に1から10までその商品やサービスの内容を完全に理解させ、100%の期待値まで上げなければなりません。

その商品・サービスの魅力から、使用用途、よくある質問(FAQ)など全てです。

ですがそれではきっと情報量が非常に多く、文章や説明ばかりの煩雑なパンフレットになりかねませんし、ページ数もそれなりに必要になっていきますね。

パンフレットのゴール設定

パンフレットのゴール

そもそも顧客目線でパンフレットを見た時に、紙面に文字がビッシリと書かれたものや、割とページ数にボリュームのあるものって読みたくなりますか?

元々その商品・サービスが気になっていればともかく、文字量だけで目にうるさく、読む気が萎えてしまいます。

その商品・サービスに全くの素人や予備知識のない方が、そのパンフレットを読むだけで全てを理解し、そのまま受注やお申し込みへ繋がるなんてことはまずありえません。

企業側の希望としてはアレもコレも全てを伝えたいのはもちろん分かりますが、受け手(顧客)にそれら全てを読み込んでもらうには少々無理があります。


それでは直接的な受注ではなく、例えばゴールのハードルをもう少し下げて

  • まずはお問い合わせがほしい
  • アポを取りたい
  • 顧客のダイレクトな声やアンケートを取りたい
  • 見込み客のリストを取りたい
  • 商品・サービスの啓蒙を図りたい
  • etc.

このように、パンフレットのゴールを直接的な売上に繋げるのではなく、顧客とのコンタクトのハードルを下げたゴールに設定することで記載する情報ももう少しスッキリと出来るのではないでしょうか。

あくまでパンフレットの活用をマーケティングの「手段」として考えたとき、「目的」となるゴール設定があいまいだとやはり内容もブレてきてしまいます。

反応・反響の上がる販促ツールとしてのパンフレットは、ゴール設定がしっかりされていることが最前提です。

ゴールが明確に分かっていなければ、そこに向かう導線を作ることはもちろんできません。

パンフレットに記載する情報

パンフレットに記載する情報

ゴール設定をしっかりと行ったら、今度はそのパンフレットを受け取る読み手(顧客やユーザー)がちゃんと読みやすいか?そして文章量は多すぎず適切な量なのか?を顧客目線に立って考えていきます。

パンフレット作成をする際に、紙面に記載する情報量の精査は非常に重要です。

やはり皆さん予算を掛けて作られるせいもあって、少しでも多くの情報を入れようと考えます。

企業目線で言えば、アレも伝えたい、コレも伝えたいと入れたい情報の量はキリがありませんね。

ですが消費者や顧客目線で見たらいかがでしょうか?

まずパッと開いた時に、紙面に文字がビッシリと並んでいたり、情報の量が多いことにより、内容を読んでもらえる確率は下がっていきます。

なぜなら読むのが億劫だからです。

恐らく情報の量に反比例して、顧客やターゲットに読んでもらえる確率は下がっていくことでしょう。

では単純に情報が少なければよいのでしょうか?

ですが伝えたいことが伝わらなければ本末転倒、パンフレットを作成をする意味がありませんね。

記載する情報の精査の大きなポイントとして、パンフレットを読んでもらった後に、内容の説明やプレゼンなどのアフターフォローができるシチュエーションなのか否かが重要です。

読み手のシチュエーションに合わせた情報量

パンフレットに記載する情報

もしアフターフォローができる環境なのであれば、情報の量は極力少なくし、細かな内容はアフターフォローの段階で伝えられればよいかと思います。

営業の現場などで使用するパンフレットなどがこの類です。

ですがパンフレット単体で機能させ、アフターフォローなしで受注や反響を上げて完結させるのであれば、やはりそれなりに情報のボリュームは必要になっていきますね。

そういったパンフレットの場合はやはり情報の量に対し、情報の組み立て(構成)次第となるでしょう。

情報が多くても、組み立てや導線設計がしっかりしていれば、読み進めるのにストレスは軽減できます。

企業のサービス形態やビジネスモデルに合わせ、記載する情報量のバランスや導線をしっかりと検討する必要があります。

パンフレットという1冊に、読み進めるための起承転結の導線をしっかりと構築していく事が重要です。

パンフレット制作で一番重要なポイント

パンフレットで説明

やはり顧客から受注を貰うというのはそんなに簡単な話ではありません。パンフレット1冊があればとりあえず受注が出来るというほど営業の世界は甘くはない事でしょう。

ではパンフレットを作ることは無意味なのか?

もちろん、そういうわけではありません。

先にも述べたように、パンフレット一冊で受注や制約を促すから無理があるのであって、例えばパンフレットを見た方に、まずは「気になってもらう」というのをゴール設定にすればハードルは格段に下がります。

「気になってもらう」、あるいは「問い合わせをもらう」ということで、パンフレット一冊にキャッシュポイントを定めないという事です。

もしそういったゴール設定であれば、細かい情報は必要なくなります。

その商品・商材の強みのポイントを抜き出したキャッチコピーだけで設定できるかもしれません。

検索窓のデザインやQRコードなども掲載して、WEBサイトへの導線を作っても効果的ですね。

コピー(テキスト内容やコンテンツ)は言葉を増やすより、減らすほうが大変と言われるように、いかに簡潔に、要点だけを伝えて、期待感を膨らませることができるか。

それがパンフレット制作で一番重要なポイントかもしれません。

一方的な企業目線での「読ませるコンテンツ」ではなく、顧客が自ら「読みたいコンテンツ」、または「読んでしまったコンテンツ」が、しっかり顧客のことを考え、顧客目線に立って作られた良いパンフレットですね。

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