営業部隊や現場の担当者レベルでは、顧客に対して会社や事業を紹介する営業ウェポンとして、会社案内やパンフレットを作りたいと思っている方は多数いらっしゃいます。
でも経営トップはそれをよしとしていない・・・。
現場の方からそんなお話しやご相談をよくいただきます。
そこで今回はちょっと変わったコラムとして、社内で会社案内やパンフレット作成を社内でプレゼンするための「稟議書の書き方」をご紹介したいと思います。
稟議書に限らず企画書や提案書などにも通じる内容ですので、ぜひ参考にしてみてください。
稟議書の書き方で、まず下記の3つの重要なポイントに注意しましょう。
この3つのポイントに注意しながら要素を書き出して文書化していきましょう。
そして社内で稟議を通すにあたって、稟議書に必要な5つを項目別に絞りました。
題名の例として「会社案内の制作について」などではなく、「営業促進に伴う会社案内の制作について」など、「目的=会社案内の制作」ではなく、目的はあくまで営業促進、会社案内やパンフレットの制作はあくまで手段となるような考え方を持ちましょう。
なぜ営業促進を行う上で会社案内やパンフレットが必要なのか?
営業を行う上での具体的な背景を記述しましょう。
ライバル他社との比較を出してもよいかもしれません。
会社案内やパンフレットを顧客に渡すことにより
まずはどれくらいの頻度で会社案内やパンフレットが捌けていくのか?(会社案内の印刷部数の考え方)
そしてどれくらいの情報量やページ数が必要で、どのようなフォーマットで仕上げたいのか?
もし分からなければ、このあたりは制作会社に問い合せてもよいかもしれません(ぜひ弊社にお問い合わせ下さい。笑)。
おおまかな見積りなども添付できると、より具体的でいいですね。
競合他社の実際のサンプルや、制作会社のホームページなどを調べてプリントアウトしたものなど、より具体的に社内の上席の方々がイメージできる資料があるとよいでしょう。
ちなみに、競合他社の会社案内や営業用のパンフレットの現物を多く手に入れたいのであれば、展示会やビジネスフェアに行けば、掃いて捨てるほどのサンプルが手に入るのでリサーチとしてもオススメです。
上記の稟議書の書き方は会社案内やパンフレットに特化した話ではなく、社内で企画を通す際や予算の申請をする際など、どんな事にも応用可能です。
基本はやはり「目的と手段」を見失わないこと。
上記で挙げる会社案内の制作はあくまで営業促進のための「手段」であって、制作すること自体が「目的(ゴール)」ではありません。
ダメな稟議書や企画書というのは、その目的と手段がブレているものがほとんどです。
上記を踏まえて社内で稟議を通し、ぜひ会社案内やパンフレットの制作に取り組んでみてください。
きっと営業活動やビジネスの幅が広がるはずです。
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