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会社案内パンフレットに載せる内容|基本構成と原稿の作り方

会社案内制作事例イメージ

会社案内パンフレットに掲載する基本的な内容は
「代表挨拶・企業理念」「会社概要・沿革」「事業内容・サービス概要」の3つです。

お客様から「会社案内パンフレットを制作する際にどういった内容を記載したらいいの?」とのご質問やご相談をよくいただきます。

会社案内パンフレットに必要なコンテンツや構成案はもちろん、具体的な原稿の書き方や纏め方って意外と知られていないですよね。

WEBサイトで検索してみてもデザインやレイアウトの作り方のノウハウは沢山ありますが、紙面に掲載する原稿の作り方ってほとんどありませんし、あっても概念論が非常に多く、あまり実践的ではないのでピンと来ないのも事実です。

顧客に対して自社やサービス内容のアピールはもちろん最前提ですが、具体的なところで紙面には何をどのように記載したらよいのか、頭を悩ますところです。

そこで本コラムでは、1,000件以上の会社案内を制作してきた株式会社リアクトが実際の制作現場で使用している考え方をもとに、会社案内パンフレットに必要なコンテンツと原稿のまとめ方を分かりやすく解説します。

この記事を読んで実践すれば、面倒な原稿の構成案がすぐにでも完成します。

※この記事は累計1,000件以上の会社案内パンフレットを制作してきた株式会社リアクトの専門スタッフによって執筆・監修されています。

目次

会社案内パンフレットの作り方 ~ 紙面に必要なコンテンツ

会社案内パンフレットは特にこういった事を必ず記載しなければならないという決まりがあるわけではないので、基本的には何を書いてもよいとは思います。

ですが、その会社案内を使用する用途や渡すターゲットによって、やはり記載の内容は異なりますよね。

所謂コンセプトによってもパンフレットの原稿に必要な要素は変わっていきます。

ですが用途は別としても、一般的に紙面に必要とされる内容はこんなところでしょうか。

会社案内パンフレットに記載する内容

  • 代表挨拶
  • 企業理念
  • 会社概要
  • 事業、サービス概要
  • 取扱い商品
  • 沿革
  • 組織図、スタッフ紹介、事業所紹介 etc.

もちろん上記の全てを記載しなければならないなんてことはありません。

ページ数に対する全体のバランスと、企業側が顧客に対して何を伝えたいかによっても変わってくることでしょうし、どういった情報があることによって顧客から信頼を得られるかを考慮すべきですね。

それでは具体的な原稿の作り方~纏め方のご説明をしていきたいと思います。

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会社案内パンフレットの基本的な構成を理解する

闇雲に原稿を書き始めてもなかなか難しいと思いますので、まずは会社案内パンフレットの基本的な構成を理解する事から始めたいと思います。
今回は分かりやすく、下記のような見開き4ページタイプをベースにご説明していきたいと思います。

会社案内サンプル

会社案内の紙面に必要な基本的な3つの構成

上記のデザインサンプルを元に、一般的に会社案内として作られる紙面の構成の内容として

会社案内に必要な3つの要素
  • ご挨拶文、企業理念(①)
  • 会社概要、沿革(②)
  • 事業内容、サービス概要(③)

以上の①~③までの3つのコンテンツで会社案内は構成されています。

実際の会社案内パンフレットのデザイン事例を見てみる

一般的な会社案内では、この3つが基本的な構成要素となります。

この3つは顧客に対して「誰(企業)」が「何をどのように解決してくれるか(サービスの紹介)」となる情報のため、紙面の導線と最低限のストーリーには必要不可欠な情報です。

なお、会社案内パンフレットと一言でいっても配るシチュエーションや使用する用途は様々で、まずはそれを渡すターゲットを明確にしなければなりません。

会社案内パンフレットを渡すターゲットを考える

パンフレットを渡す相手として、一般的に考えられるターゲットは大きく分けて2種類。

社外に向けた自社の信頼・信用・実績などを伝える「営業を目的としたビジネス用のパンフレット」、それとは逆に自社の内部の魅力や安心感を伝える「採用・求人・リクルート用のパンフレット」の2種類です。

自社の魅力や情報を伝えるという意味では一緒のようですが、実際の伝え方や内容はもちろん、記載するコンテンツも異なっていきます。

本コラムでは、一般的にビジネスシーンにおいて使用される前者の「営業用の会社案内パンフレット」にフォーカスしてお話を進めていきたいと思います。

「採用・求人・リクルート用のパンフレット」の作り方に関しては、下記のリンク先で詳しく解説しておりますので、そちらをご覧いただければと思います。

【関連記事】- 採用パンフレット制作の大事なポイント

それではそれぞれの具体的な記載内容の各原稿の纏め方についてご説明していきます。

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会社案内の導入となる「ご挨拶文・企業理念」等

挨拶文キャッチコピーイメージ

まずは上記デザインサンプル①にあたる部分です。

紙面の冒頭を飾る代表者のご挨拶文や、企業理念(企業の考え方や、社会における会社としての取り組みなど)の情報をまとめていきます。

企業における対外的な情緒的な価値の部分です。

会社の代表の考えや、お客様へのメッセージ、社会における自社の企業の価値や立場等のメッセージを記載します。

ご挨拶文と企業理念は内容によっては重複する部分もあるかと思いますので、代表挨拶または企業理念のいずれかの記載でも構いません。

例えば代表者のご挨拶文は通常の文章にて表現し、企業理念は箇条書きで3つ~5つのような記載方法でもよいかと思います(例えば「○○社が掲げる3つの約束」や「○○社の5つのこだわり」など)。

ご挨拶文は、代表者の熱い思いはもちろん分かりますが、文章が多すぎてもなかなか読んではいただけないものです。

実際に制作される会社案内の全体のページ数にもよりますが、文字量は300文字~600文字程度、多くても1,000文字くらいには抑えたほうがよいかと思います。

それとは逆に、ご挨拶文に「何を書いたらいいか分からない」というご相談もよくいただきます。

その場合は同業他社のホームページなどを色々と参考にし、他社がどのような事を記載しているか、どのような事を発信しているかを参考になさるとよいかと思います。

なお、代表者のお写真はあるに越したことはありませんが、必ず掲載しなければならないものでもありません。ですが士業やコンサルティング等の属人的な「人」がサービスの要となる場合は、写真の掲載は安心感や信頼感へと繋がるので、できれば掲載したほうがよいでしょう。

「会社概要・沿革」等、企業情報となる部分

会社概要・沿革イメージ

次に上記デザインサンプル②にあたる会社概要や沿革をまとめていきます。

会社概要とは会社の基本の記号となる企業情報の部分です。
全てを記載する必要はもちろんありませんが、会社のプロフィールとなる部分なので、できれば記載していきましょう。

一般的に会社概要に掲載される内容は下記の項目です。

会社概要に記載する主な項目

会社概要には、社名・所在地・代表者・設立年月日・資本金・従業員数・事業内容など、企業の基本情報を掲載します。

  • 社名
  • 本社所在地・支店所在地
  • TEL
  • FAX
  • 代表者名
  • 役員名
  • 設立年月日
  • 資本金
  • 従業員数
  • URL
  • 売上高
  • 主な業務内容
  • 主要取引先
  • 主要取引銀行
  • etc.

業界・業種によっては会社概要へ入れる項目

  • 保有資格
  • 保有設備・保有機材
  • 許認可
  • 免許番号
  • 所属団体
  • etc.

業種によっては「保有資格」や「許認可」や「免許番号」などの掲載が重要な業界・業種もありますのでご注意ください。

沿革は歴史のある企業であればお入れしたほうがアピールポイントとなりますが、必ずしも入れなければならないものではありません(そもそも歴史の浅い企業やベンチャー企業などは入れる情報もありません)。

なお、会社の歴史が古く、沿革の行数があまりにも多くなるようでしたら、要点のみに絞って見やすくする工夫も必要です。

自社が提供する「事業内容・サービス概要」等

サービス概要イメージ

最後に上記デザインサンプル③にあたる事業内容やサービス概要をまとめていきます。

ここは恐らく各企業によって情報は様々なので一概にはなんとも言えません。

主な事業やサービスを2~5程度をピックアップし、それぞれにタイトルとサブのキャッチコピー、それに紐づく説明のリード文(参考までにそれぞれ200文字~500文字程度)があれば、整理された紙面として読み手は見やすく、情報も伝わりやすい事かと思います。

例えば参考として

  • 何を提供しているか
  • 誰に提供しているか
  • どのような課題を解決できるか
  • 他社との違い
  • 実績・導入事例

これらを意識して文章を作る事で、顧客にとって響きやすい内容になることでしょう。

その他の紙面への掲載内容

もし全体のページ数に余裕があれば、サービス概要や事業概要の導入として、コンセプトページ(例えば「お客様への3つのお約束」や「○○社の5つのこだわり」等)があってもよいかと思います。

競合他社と比べ、あまり差別化しづらい事業や業種の場合、個別の具体的なサービス内容だけではなく、企業としてサービスを提供する上での信条や、顧客に対する誠意やお約束にあたる内容で差別化することも重要です。

なお、上記は見開きの4ページタイプを参考にご説明差し上げましたが、仮にページ数が増えても同様で、恐らく③の「事業内容・サービス概要」の部分のページが増えるか、または業種によってはサービス内容の事例(施工事例や導入事例や製作事例など)の紹介を掲載したり、組織図の記載があったりなどかと思います。

もしリクルート用の採用パンフレットであれば「先輩社員の声」などがあってもよいですね。

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これで会社案内パンフレットの紙面に必要な原稿はひとまず完成

会社案内イメージ

上記の3つの要素が纏まれば、会社案内パンフレットに最低限必要な原稿はひとまず完成です。

皆さん漠然とした中で何を書いたらよいのか悩まれていますが、実際に取り組んでみれば意外と難しくはないはずです。

それこそ普段の業務の中で顧客へと話していることやアピールしていることを書面に落とせばよいだけです。

会社案内パンフレット紙面の全体の文字量にも注意

一点、注意としては原稿の文字量です。

実際に書いた原稿をエクセルやワードで軽くレイアウトしてA3サイズ(見開きと同サイズ)で試しにプリンターで出力してみてください。
デザイン要素はもちろん含んでおりませんが、紙面に文字が載った文章量の感覚的なところがお分かりいただけるかと思います。仮に見開き2ページ分に原稿が収まらないのであれば、文字を小さくするか、文字を少なくするか、あるいはページ数を増やすかの選択しかありません。

やはり紙面に記載する文章量のバランスというのは非常に重要です。

実際に「顧客へ何を伝えたいか」をベースに文章を作っていった際に、最終的に何ページのパンフレットになるのかも見えてくることでしょう。

会社案内のページ数・種類を見る

会社案内パンフレットを作る前提として

営業イメージ

何を記載してもよいからといって、企業のエゴで一方的なアピールだけを行っても紙面を読み進めていくにはなかなか辛いものがあります。

そもそも会社案内パンフレットの紙面に記載するコンテンツ(原稿)の中に下記の要素が入っていることが大前提です。

  • 顧客に対して企業の期待値は上げられているか
  • 顧客に対して企業の信頼は得られているか

顧客に対して」という上記2点のポイントは絶対に盛り込まなければいけません。

あとはあくまで会社案内パンフレットを使用するシチュエーションや用途に合わせ

  • 会社案内パンフレットを渡すターゲットが、どのような情報を求めているのか?
  • または企業が顧客やターゲットに対して、どういった情報を発信していきたいのか?

それらの情報のバランスに注意し、会社案内への記載の内容を検討されることをオススメします。

さらには、顧客目線での客観的な視点で企業が伝えたい情報を分かりやすく纏めるため、原稿作成などでよく使われる「5W1H」で考えると効率よく纏められるかもしれません。

  • Who(誰が)
  • What(何を)
  • When(いつ)
  • Where(どこで)
  • Why(なぜ)
  • How(どのように)

自社のサービスを客観的な顧客目線で考えた時、上記のような要素を盛り込むことが出来れば間違いないでしょう。

あくまで顧客目線での考え方が大事

もちろん上記に述べた全てが必須のマスト項目ではありません。

「誰に向けて」、「どのような内容で」、そしてそれを「いかに伝えていくのか」がポイントです。

誰に、何を、どのように伝えるか。

そこまで考えて初めて、会社案内は営業ツールとして機能します。

原稿がまとまったら、次はデザインです

営業イメージ

ここでする大きな間違いとして「原稿は纏まったから自社でとりあえずデザインまでして会社案内パンフレットを作ってしまおう」という考えです。

会社案内パンフレットの紙面に入れる原稿が纏まったと言っても、それはあくまで主観で作った自社目線での原稿でしかありません。

自社で原稿をまとめること自体は可能ですが、会社案内は読み手にどう伝えるかという客観的な視点も非常に重要です。
原稿をまとめた後の構成・デザインについては、専門会社に相談することで、情報の優先順位や見せ方を整理しやすくなります。

原稿を纏める事と、読み手に伝わる紙面を設計する事は別の作業です。
自社で原稿を準備した場合でも、最終的には第三者の視点から内容や構成を確認すると、より伝わりやすい会社案内パンフレットに仕上げやすくなります。

以前に下記のコラムでも書かせていただきましたが、会社案内パンフレットを自社で作成するというのはあまりオススメしません。

【関連記事】- 会社案内は社内で自作か制作会社へ依頼か?違いと判断基準を解説

原稿は自社で、デザインはプロへ任せるのが最良の選択

やはり制作費を抑えるのであれば、原稿は自社である程度まとめ、プロから紙面の内容と構成の客観的なアドバイスをもらい、デザインは完全にプロに任せるというのが、ムダな予算も抑えられ、かつ良質な会社案内パンフレットが出来上がる最良の選択ではないかと思います。

それに会社案内パンフレットの制作をデザイン制作会社へ依頼する際、原稿を持ち込むことで実際の制作費もだいぶ抑えることができます。

なお、株式会社リアクトでは紙面に掲載する原稿をご準備いただくだけで、リーズナブルな価格で会社案内パンフレットの制作が可能な「セミオーダープラン」というサービスをご用意しております。

上記でサンプルとしてご説明した見開き4ページタイプが85,800円(税込)~で制作可能です。

株式会社リアクトでは1社に一人の専属ディレクター制も導入していますので、紙面の原稿へのアドバイスやデザインのご相談もしっかりとさせていただきますので、初めての制作でもご安心ください。

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会社案内パンフレットは企業側のエゴを通すものではなく、あくまで顧客目線で作ることが求められます。
企業が伝えたい(アピールしたい)情報と、読み手が求める情報が必ず一緒だとは限りません。

会社案内パンフレットはその情報の絶妙なバランスを取りながら作ることが大事ですね。

執筆者情報
株式会社リアクト編集部
株式会社リアクトは、会社案内やパンフレット等の紙媒体の制作を専門に行うデザイン制作会社です。2011年の創業以来、業界や業種、事業の大小を問わず、様々な企業の会社案内パンフレットの制作を行ってまいりました。これまで培った専門ならではの豊富なナレッジやノウハウを本コラムにて執筆中。

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