営業を行っていく過程で、お相手に「印象に残す」というのは非常に重要な要素ですね。
競合が激しい業界だったり、飛び込みや新規顧客中心に営業をされている会社にとっては特にそうかもしれません。
会社案内はあくまで名刺の延長線上にある営業補足の販促ツールだとお話ししていましたが、それではその前段の名刺については皆さん深くお考えでしょうか?
アパレル業界やデザイン系の企業ですと、非常に遊び心あるユーモアのあるデザインもありますが、これはあくまで企業間取引としての名刺のお話です。
COMPANY PROFILE PRODUCTION
一般企業の名刺といえば、恐らく社名ロゴと名前と連絡先と住所と・・・
というのが一般的な名刺かと思います。
最近では自身の顔写真を入れる名刺なんてものもありますが、「顔を覚える」のと「印象に残す」というのはイコールではありませんね。
ましてや自身の顔写真を入れるというのは、結構ギリギリな気がします。
その顔写真入りの名刺をもらった方って、どのように思っているのでしょうか?
ましてやスタジオで撮影されたレベルの写真をお使いの方もいらっしゃいますね。
例えば信頼感や清潔感が必要な業種・業態、あるいは属人的なサービスの方(タレントや各種コンサルなど「個人=サービス」が売りの方)はお顔の写真を入れるのはよいかと思います。
ですがそれ以外のサービスで「顔」を売り込む必要があるとはあまり思えません。
お付き合いの中で個が売れていくのは、あくまでその人の「顔」ではなく「対応」の部分ですよね。
やはり名刺ではあくまで個人の顔より、企業やサービスの信頼感をアピールすべきですね。
そこで手前味噌ながら、弊社で使用している名刺はコチラです。
表面は通常の名刺と特に変わりませんが、中面が2つ折り仕様で見開きのものとなります。
表面の下段には、WEBサイトへの誘導を促すために検索窓のデザインを入れています。
そして中ページには、以前に会社案内制作のポイントでもお話しさせていただいたように、自社のアピールポイントとなるUSPをしっかり記載しています。
ちなみにこの名刺、交換させていただいた際には、必ずと言っていいほど「変わった名刺ですね~」という感じで会話が始まります。
名刺交換をするのは基本的に初対面です。
その初対面の緊張感のある商談やご挨拶の席で、まずは砕けた会話が始まるだけでも効果ありといったところです。
それに展示会や交流会など、不特定多数にゲリラ的に名刺を配った場合、効果の違いは歴然です。
「名刺」という誰もが持っている当たり前のツールでも、アイデア次第で強力な販促ツールになりますね。