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WEBサイトと紙媒体を使ったメディアミックス

WEB検索

前回の記事で、紙面に記載するコンテンツの内容を纏めるのがいかに大事かというお話をさせていただきました。

会社案内やパンフレットで伝えたい情報を増やすとなると、やはり紙媒体という性質上ページ数を単純に増やすか、もしくはページ内になんとか情報の量を詰め込んでいくかの、いずれかしかないんですね。

でも前回お話ししたように、1冊の冊子の中に多くの文字情報を詰め込んでも、煩雑で読みづらくなるだけで、なかなかターゲットにも読んではもらえません。

WEBと紙媒体のメディアミックス

パソコンと紙媒体

やはりパンフレットではまず、その商材・サービスを気になってもらうという最低限のところに留め、細かな情報や深い啓蒙はWEBサイトを活用するのが非常に効果的です。

WEBサイトであれば紙媒体と違ってページ数の縛りもありませんし、導線の設計も非常に構築しやすい媒体です。

ですが会社案内やパンフレットを見たからといって、そう簡単にWEBサイトへは誘導できません。

パンフレットで情報の導入部(プロローグ)を効果的に伝え、更なる情報を得たくなるようなコンテンツの作り方は必要になってくるでしょう。

そしてその導入部を効果的に伝えた後、情報が点と点になってはいけません。

その情報の点と点を結び付けるべく、メディアミックスとしてのWEBサイトへの誘導が必要です。

そこで紙媒体からWEBサイトへの橋渡しとして、紙面に絶対に入れなければならないのが下記のコレ↓


検索窓

いわゆる「検索窓」のデザインです。よく言う「続きはWEBで」ってやつですね。

上記は参考までに弊社の社名ですが、こういたデザインで自社のサイトが検索エンジンのトップに出るキーワードを入れると効果的でしょう。

特にB to Bなどの企業間取引で、パソコンで自社サイトやサービスサイトを閲覧してもらいたい場合には必ずお入れすることをお勧めしています。

会社案内やパンフレットで商品やサービスの導入部の啓蒙を計り、WEBサイトで詳細を伝え囲い込みを行っていく、あるいは申し込みや受注を促す。

実は単純なようで、意外にこの「検索窓」のデザインを入れていない冊子が非常に多いです。

皆さん暇ではないので、残念ながらわざわざURL(https://www.~)を直接打ち込んで、WEBサイトには来ていただけないでしょう。

さらにモバイルでサイトを見てもらいたいならQRコードも必ず入れしましょう。

特にB to Cの場合は検索窓のデザインよりもQRコードが重要です。

ホームページへの誘導を促したければ「検索窓」のデザインや「QRコード」はマストでお入れください。

紙媒体と違うWEBサイトの利点

サイトを閲覧

会社案内やパンフレットからわざわざもう一段階コンタクトポイントを作って、わざわざWEBサイトへ誘うメリットにはどんなものがあるでしょうか?

まず大きな違いはWEBサイトは紙媒体と違ってページ数やボリュームに制限がありません。

サービスや情報の啓蒙を図るのであれば、やはり情報の量や質は重要になります。

もちろんパンフレットなどもページ数を増やせば単純に情報の量も増やせまずが、その分の質量としての物質的なものも増えます。

もちろんページ数が増えれば印刷費も高くなりますし、デザイン費用も高くなります。

ですがWEBサイトのページ数を増やす料金などたかが知れていますし、半永久的に情報はサイトに残り続ける上、情報の修正や改変も手軽に行えます。

印刷を行ってしまう紙媒体ではなかなか手軽には行えない作業ですね。

それにWEBサイトであればキャンペーンページなどでよく見られるランディングページといわれる縦長スクロールのページがあります。

これはページの上から読み進めていき、最後に申込フォームがあるという1ページで起承転結が行われるよく練られたページです。

これを紙媒体で行うとなるとページ数も非常に多く必要ですし、流れも悪くなるためなかなか難しいでしょう。

あれはWEBサイトならではの啓蒙スタイルではないでしょうか

そしてもう一つの大きな利点が、直接ユーザーと繋がりやすいという点です。

WEBサイトであれば申し込みや問い合わせフォーム等を使ってユーザーからダイレクトのコンタクトが可能です。

例えばキャンペーンなどの企画でのアンケートによる見込み客リストの収集や、直接の問い合わせなどです。

紙媒体でのユーザーからのコンタクトはやはり電話かメールによる問い合わせなどとなってしまうため、なかなかハードルが高いのも事実です。

それにWEBサイトは即情報の更新が可能なので、マーケティングを行う際、タイムラグもなくスピーディーに展開が出来ますね。

WEBサイトとのメディアミックスの際の注意点

モバイルサイト閲覧

パンフレットに検索窓のデザインと何かしらの検索キーワードを入れる以上、一発でページ上部に出るキーワードが絶対に必要です。

その検索キーワードが短くシンプルで単純なほどWEBサイトへの来訪者は増えるはずです。

となると、自社のサイトに何かしらの最低限のSEO対策(検索エンジン対策)は必要となりますね。

自社の「会社名」だけでは検索トップにいかない場合、「会社名 サービス名」や「会社名 土地名」などでもよいかと思います。

それでも検索トップに出ないようであれば、やはり最低限のSEO対策はやられたほうがよいでしょう。

それと会社案内やパンフレットからWEBサイトへと促す場合、その紙媒体以上に、WEBサイトに情報が充実していることが大前提です。

特にモバイルの場合、モバイル用に閲覧しやすく可変するモバイルユーザビリティサイトへの対応は必須です。

ユーザーは会社案内やパンフレットだけでは知る事の出来なかった更なる情報を求め、わざわざ自らアクションを起こしてWEBサイトへと訪れています。

そんな中、訪れた先のWEBサイトで知りたい情報が得られなかったり、または期待外れをしてしまったら、せっかく訪問してもらった見込み客をみすみす逃がすことになり、残念ながら機会損失してしまいます。

せっかく訪れた見込み客を逃さないため、WEBサイト内の導線設計とゴール設定も明確にしておきましょう。

WEBサイトがあれば会社案内やパンフレットはいらないのか?

タブレット端末

WEBサイトさえあれば顧客が勝手にやってきて問い合わせをくれる万能なものと思っている方も非常に多いですが、なかなかそんな甘いものではありません。

結局WEBサイトは万能な側面がある反面、リアルとは違って非常に閉ざされたクローズな世界です。

例えば、リアルの世界である通りに店舗を出せば、そこを通りかかる人たちには「ここに店舗がある」という認識は少なくともしてもらえますが、WEBサイトの世界ではページを開設しても、そこのページへの流入は検索、またはどこかからのリンクのみです。

なにも施策を行わなければそこにページがある事すら認識してもらえません。

そこでページを認識してもらえるよう、WEB上の広告やSEO対策などのマーケティング施策が様々存在します。

紙媒体を使ったメディアミックスとは、そんなWEBの世界の中で検索やリンクを勝ち取るマーケティング施策とは別に、リアルの世界で会社案内やパンフレットを使ってWEBサイトへのリンクを勝ち取るという考え方です。

WEBサイトもパンフレットも、媒体としてはどちらにも一長一短があり、お互いの良い部分を掛け合わせて上手にマーケティング施策へと反映させるべきです。

やはり紙媒体とホームページを使ったメディアミックスは現代のマーケティングでは必要不可欠な要素かもしれません。

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