弊社では起業して間もない方や、これから起業の準備をされる方からのお問い合わせが非常に多いです。
初回のハードルを下げて制作費を安価に設定しているお陰もあるかとは思います。
やはり新規で始める事業だけに、会社案内やパンフレットの制作は頭を悩ますところです。
特にスタートアップ時は、こういった販促物に予算も多く掛けられない現実もあり、いかに少ない予算で効率的に情報の記載をするかというのは重要なミッションです。
目次
さて、こういったスタートアップ企業や、初めて会社案内を作る企業がよくつまずく3つのポイントについてご紹介いたします。
こういったお客様でよくあるのが「考えすぎる」ということ。
自社の魅力やサービスを伝えたい一心で、アレもコレもと情報を追加していった結果、文章が非常に多く何が言いたいのか分からない販促ツールになる。
これは本当によくある話です。
そして考えすぎるが故に、原稿を纏めるのもなかなか進まず、今度は何を伝えたらよいのか?迷走してしまう方も非常に多いです。
弊社ではそういったお客様には一度冷静になられることを促し、客観的なアドバイスをさせていただいております。
やはり初めて作る自社の顔となる会社案内のせいか、多くの希望を持たれる方も多いです。
例えば特殊な紙の使用や特殊な表面加工などを考えていたり、沢山の情報を掲載しようと相当なページ数を考えていたりと様々あります。
全てもちろんご対応は可能ですが、やはりそれだけ凝ればそれ相応の予算は掛かってきます。
最初からそこまで予算を掛ける必要が果たして本当にあるのか?今一度考えることも大事です。
特に初回は表面的な事よりも、中身とスピード感が大事ですね。
起業したばかりの自分の会社をやはり「カッコよく見せたい」というお気持ちはよく分かります。
そのためデザインについて細かな注文をつけた挙句、結局は迷走してしまい前に進まなくなってしまうこともよくあります。
ブランドイメージとしての確立や、サービスの啓蒙としてのビジュアルイメージはもちろん大事ですが、カッコよさだけを追及するためにビジュアル先行になってはいけません。
まずはサービスの内容や企業の理念を伝える事を第一に考えるべきですね。
COMPANY PROFILE PRODUCTION
新規の制作に限らず、どんなに考え抜いて作られた会社案内やパンフレットでも
「ああしておけばよかった、こうしておけばよかった…」
というのはご納品後に必ず出てきます。
これはほぼ100%と言っても過言ではありません。
それに自社が考えていたアピールポイントや伝えたい事と、実際に配ってみての顧客からの反響のポイントが異なっていたりということもよくあるケースです。
これは企業目線での考え方と、顧客目線での捉え方の違いが大きく出てしまうケースです。
初めて作られる場合、まずは考えすぎずにひとまず制作を行い、実際に配っていく中での顧客や市場からの反響を見てみるのも重要です。
そして増刷時に気になる部分を修正してブラッシュアップしていくことで、顧客からの反響を得られるよい販促ツールになっていくことでしょう。
スタートアップ企業においては、自社の考えと実際の市場にズレがある事も多いです。
もちろん起業している以上、自信があってそのサービスを選んでいるのは分かるのですが、実際は世の中の市場にそのサービスが受け入れられるかは分かりません。
諸説ありますが、起業わずか1年で5割近くの会社がなくなるという話もあります。
やはりスタートアップ企業の会社案内に重要なポイントは、あまり考えすぎず、スピード感を持って取り組むことです。
市場に対して早めにアクションを持つ事により、市場からの実際のリアクションや大きな気付きも得られ、それに対してのトライ&エラーで軌道修正がいくらでも可能です。
上記でもご説明した、実際の反響をみて内容をブラッシュアップしていく事ですね。
まずはあまり大きな予算を掛けず、最低限の情報でスピード感を持って市場に打って出ることが大事でしょう。
最低限の情報でスピード感を持って、といってもパワーポイントなどで自前で作ったカラーコピーの「自家製会社案内」は言語道断です。
以前のコラムでも書かせていただきましたがカラーコピーの会社案内では信用に値しません。
特にスタートアップ企業は信用が0からのスタートです。まずは最低限の信頼を得られるスタートラインには立ちましょう。
会社案内に記載する情報の纏め方は、以前に会社案内の作り方としてコラムで書かせていただきましたので、もしよければ参考にしてみてください。
考え過ぎず、スピード感を持ってまずはトライしてみることが大事ですね。
そういったお客様に弊社では、少ないご予算で会社案内の制作が可能なこちらのプランをご提案させていただいておりますので、お気軽にご相談いただければと思います。